マーケットニーズを狙った
売場面積設定をつらぬけば
店生産性は飛躍的に向上する!
小売業の利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹がおくる、
店舗の利益改善 虎の巻、
【58巻】です。
さて、売場面積という
テーマの7回目となります。
今回は商品ライフサイクルの話です。
商品ライフサイクルとは
導入・紹介期→上昇期→成熟期→衰退期といった
感じで商品の市場への浸透度などを分析し、
その商品に対するマーケティング戦略に
利用していくものです。
参考↓
http://www.spi-consultants.com/ja/terms/archives/plc.php
一般的には、電化製品などで考えると
わかりやすいかと思います。
技術の進歩とともに、
新たな製品へ入れ替わります。
今回はこの話を小売店で
販売する商品に落とし込みます。
季節の変化に応じて、
紹介期→上昇期→ピーク期(成熟期)
→処分期(衰退期)と考えて下さい。
例えば衣料品であれば、
初夏ものが実需としては、
3月が紹介期、後半はから徐々に上昇し、
ゴールデンウィーク事に
1回目のピークを迎え、
その後に処分期(クリアランス等のセール期)と
なります。
①分類毎に売上の計画、
②必要な在庫量の計画を商品の確保、
③適正な売り場面積設定
と3つを揃えていくわけです。
1つの分類について考えている時は
良いですが、これが全体になると難しくなります。
様々な種類の商品がいりみだれるからです。
それをわかりやすくする為に構成比に落とし込んで、
直接比較検討できるようにしていくのです。
これができるようになると、
売場の計画立案の基準と根拠ができるので、
皆が共通の議論ができるようになります。
次回は各分類の計画を統合する時にポイントについて
お話していきます。 (^^ゞ
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著者プロフィール

- 中小企業診断士
-
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。
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