中小企業診断士 登録養成課程 VOL.42

養成課程42回目は製造業、5S活動と
TPM(total productive maintenance)がテーマ。

特に5Sに関してはTBC時代に「整理」と「整頓」の
意味を正確に分かっているかが、
診断士としての「分かれ道」と仕込まれていたので、
実務で散々格闘したのも踏まえ、思い入れも深い活動です。

さて今日のポイント。
5S活動の継続性について。

講義の中では高い意識を保ち続ける事が困難な為、
閉塞感を打ち破るべく、日常の活動と連動する
経営指標を目標として設ける事が必要だと説いています。

しかし、一方で体験上も継続性を阻害する問題点は他にもあり、
1⃣5force分析で言う「買い手」(平たく言うと取引先や消費者)からの
要望が自社のキャパシティを超えているケース

2⃣同じく「売り手」から思うように資材が確保出来ないケース

3⃣活動についての理解度が低い同僚や
上長による不適切な意見、指示(声が大きい場合が多い)
※継続的に取組む事で現場の方がレベルが上がってしまうと
上位階層者が改善活動を理解出来ず内容を否定してしまうケースも発生する

4⃣活動を実施していない他部門が存在し、
利害関係が発生してしまう
(全社的な活動でなくパイロット部門を作った際に発生)

5⃣その他…..

言いたい事は、
QCサークル等も踏まえ現場は努力し続けていたとしても、
自分達の力で解決出来ない外圧(外部環境ばかりではない)と
対峙した際に、徐々に継続性を失っていくという事。
そこを解決するには今の時代は
サーバントリーダーシップが必要なんだと思います。

人をそこに導く力をつけていくべく精進を続けます_φ(・_・

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