でみなさん こんにちは!
中小小売業の利益改善コンサルタント
中小企業診断士の専田政樹です。

店舗の利益改善 虎の巻【15巻】です。
STEP3【売場のスペースマネジメント】の
2回目となります。

さて、前回はこの章の
全体感のお話をしましたので、
今回から具体的な内容に入ります。

おおきな1つめのテーマ、
「人間の行動科学」を考えた
【理論的な売場構築】です。

お店を作るときには原理原則、
いわゆる基本というモノが存在します。
野球でもバットの持ち方や、
ボールの握り方があるのと同じです。
小学生が最初にボールをわしずかみに
するケースがあると思いますが、
すぐに握り方を教わります。

ですが、お店作りにおいては
意外とキチンと教わるケースが
少ないのが現状です。
私自身も店舗にいるときは、
今のような理解はしていませんでしたし、
教えてくれる人もいませんでした。

お店での仕事の場合、
現場で先輩から口頭で教わるケースや、
一緒に実行して覚えるケースが多く、
ともすれば盗んで覚えるという事もあります。

まさに体で覚えるという感じで、
みなさんお店を営業しながらである事もあり、
なかなか体系立てて学ぶケースが少ないのです。

という事で、
お客様の動き方から発想して、
売場を構築する為の理論をお話していきます。

なるほど…そういう事なら
今までなんとなくこうしていたけど、
こう修正しよう!
という風になればOKです。
現状認識を正しく理解する為に、
クイズ形式を増やしていきますので、
答えがわかったら、
是非お答えください ( ^ω^ )

ではさっそくですが、
お客様はお店で買い物をするときに、
どのように情報を得ているでしょうか?
実に様々なものを感じとっています。

【視覚】
【嗅覚】
【聴覚】
【触覚】
【味覚】
いわゆる五感ですよね。
第6感はいれていいのでしょうか?
まぁそこはポイントではないので、
どちらでもよい話ですが(笑)

では5感のうち、
どの感覚を最も使っているでしょうか?

こちらはある調査の結果です。
【視覚】60%
【聴覚】20%
【触覚】15%
【嗅覚】+【味覚】5%

嗅覚や味覚は扱っている商品で、
大きく事なるかと思いますが、
一般論ではざっとこんな感じです。

みなさんも
売場をよく見せよう、
BGMは何がいいかな?
触ってもらったら、より売れるよね…
といった感覚はもっていると思います。

ここでは最も需要な
【視覚】について、追及していきます。

売場や商品がよく見える為には
どうしたらよいか・・・・

まずは距離感について考えていきます。

では本日のお題です。

幅900㎜の什器があったとします。
この幅のお店の棚がお客様にとって
よく見える距離ってどのくらいでしょうか?

ここでは背景やらなんやらの、
周辺条件は無視して下さい。
あとからそこも含めてのお話もでてきますが、
ここでは単純に考えます。

ではちょっと想像してみてください。
あてずっぽうで結構です。
だいたいどのくらいの距離を想像したでしょうか?

答えを導くには
人間の視野についての知識があると、
計算して導くことができます。

ここでは横(左右)方向の
視野について考えていきます。

人間の視界にうつっている範囲は
個人差はありますが130度程度です。
手の指をかざしてみて下さい。
どのあたりの位置まで見えますか?
見えなくなる角度はお客様には
見えないという事です。

次に見えている角度です。
視界に入るというのは
感じているだけで
感じ取れているわけではありません。
情報として認識されていないわけです。

では情報が読み取れる角度は?
というと一般論ですが90度といわれています。
その中でも特によく見えている角度は60度です。
ではこの情報をもとに
再度考えてみてください。

幅900㎜の什器があったとします。
この幅のお店の棚がお客様にとって
よく見える距離ってどのくらいでしょうか?

答えは2つおねがいします。
①情報(商品)が認識できる距離(90度の視界)
②情報(商品)が良く認識できる距離(60度の視界)

これがわかると、
毎回計算しなくても、
ざっくりこのくらいの距離を置けば、
お客様が商品をしっかり認識できる、
という事がわかります。

さあいかがでしょうか?

でもコメント欄に答えを書きこんじゃうと
みんなにわかっちゃう(笑)ので、
「わかった!」って書いて頂ければ結構です。

そして計算ができた人は、
その距離がざっくり、
何と同じになるかを考えて下さい。
毎回計算しなくてよくなりますので。

次回に解説を致しますので、
是非挑戦してみてください。

「わかった!」のコメントをおまちしています。(^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。