みなさん こんにちは!
店舗の利益改善 虎の巻【13巻】です。

前回までで、商品ロスについて
「外部要因=万引き」と
「内部要因=従業員不正」について
お話をさせて頂きました。

今回は、内部要因の中の
「管理上のミス」についてです。

平たく言えば「間違えちゃった系」や
「破損系」などかなり広範囲なものがあります。

ひとつは「商品の取り扱いミス」、
もうひとつは「金銭授受時のミス」があがります。

では「商品取り扱いミス」からです。
雑貨や衣料品などでいえば、
商品の破損、汚損などがあがります。
品出し時や、商品整理の際に、
箱をつぶしてしまったとか、
パッケージに傷をつけてしまった等です。
売手の立場からすると商品そのものは
全く問題ないのですが、
お客様としてはこういう品は買いません。
若干の値下げで済む場合と、
大幅に下げて売れないケースなど、
色々ありますが本来であれば、
不要なロスとなります。

またこんなのもあります。
事務作業をしながら商品に触れ、
ボールペンのインクや、朱肉で
汚してしまったケース。

移動中にひっかけてしまい、
落下させ破損とか。

平素より商品の取り扱いを
丁寧にする風土作りが重要です。
商品は将来お客様のものになる
大事な預かりものです。
自分たちのものではありません。

次は「金銭授受のミス」です。
商品ロスとはちょっと
ずれるかもしれませんが
レジ違算などの事です。

5千円お預かりして、
1万円で入力して
つり銭を渡してしまうなど…

金銭の受け渡しの際の、
確認動作が徹底できて
いないために発生します。
お客様との相互確認不足も
大きな要因です。

一生懸命、売場をつくって、
商品を並べて作った売上が
一瞬で吹き飛びます。

5000円のつり銭ミスをしたら、
カバーするのに、
いくら分の売り上げが必要でしょうか?

以前お話した食品スーパーなら
営業利益率は1%ですから、
50万円の売り上げをつくらないと取り返せません。
150円の食パンなら3000個売って45万円です。

想定していないロスを発生させてしまったら、
営業利益1%の体質なら100倍の売り上げが
必要になります。

恐ろしく感じませんか?

ジュース1本落下させて100円(原価)分廃棄に
してしまったら、その100倍ですから、
1万円分、売らないとカバーできないんです。

そう考えると、
平均1.8%でている商品ロスを
すこしでも削減する事ができれば、
利益直結で成果があがります。

100円売上増では1円の利益増ですが、
100円(原価)のロスを防げば
100円の利益増の効果があるという事です。
100倍効果が違います。

さあ、どちらも重要ですが、
どちらから始めますか?

一日でも早く具体的に
アクションを起こしましょう。
早く始めた分だけ、
早く効果があがります。
2年後(仮)にはまた消費増税が待っています。
一刻もはやく体質改善をはかっていきましょう!

(^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。