2015年度の【保育サービスの売上高】は
14年度862億円に対し16.1%増予測!
日経MJがサービス業33業種を対象にした
「サービス業総合調査」を発表した。
訪日外国人の急増や少子高齢化など
事業環境が変化するなか、「時間」に着目し
共働き世帯や余暇を楽しみたい世代の
ニーズに応えるサービスを提供した
業種、企業の増収が目立ったとの記事である。

14年度の売上前年比降順の数値をみると
1位:カーシェアリング +57.8%
4位:貸し駐車場    + 8.2%
と自動車系ジャンルがくるが、
それ以外では、
2位:家事支援    +10.8%
3位:複合カフェ   + 8.2%
5位:有料老人ホーム + 5.0%
6位:在宅福祉    + 4.9%
となっており15年度の予測値も軒並み好調だ。
共働き主婦層の負担を軽減だけでなく
老夫婦等の手がいき届かなくなった箇所を
ケアする役割も果たす家事支援、
様々なニーズを取り込む複合カフェ
サービス提供範囲に入る家事支援や、
有料老人ホームに在宅福祉サービス、
と団塊世代以上の生活の変化を
取り込んだものが多く感じる…

上記グラフを見てみて欲しい。
総務省統計局のデータであるが、
平成25年の10月データである為、
現在は+2年分スライドしている。
つまり団塊世代のピークは66才~7才で
団塊Jrのピークは42才になっている。
写真入りで掲載された保育事業をあわせ
今年の調査で伸びたサービス業は
要はグラフでいう年代別人口が多く、
総数の多い世代の声に答えた結果、
事業が成長したと言っては言い過ぎだろうか?

いつの世も同じであるが、
「成長するサービス業」という
捉え方をするとパイの大きい
マーケットの生活の変化を
捉えたものが伸びる!
※企業単位ではニッチな切り口の方が
 激的に伸びるかもしれないが、
 「業種」で捉えると、という解釈

小売業でも同様である。
業種や商品ジャンルとして
急成長を見せるのは
大きな変化をしっかり捉えた時。
企業や単店単位で伸びるのは、
ニッチな切り口を捉えた時。

時代の変化に馬なりになっていると、
惰性で走るだけとなり
成長の波にのる事はできない。

波は自ら判断しリスクを持って準備をし、
乗りに行かなくてはいけない。
過去と異なり
複雑かつ高度化した現在の成熟市場では
偶然に波がきたとしても、
準備をしていなくては、
乗れないレベルの高度な波だからだ。

小売業の利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹がおくる、
店舗の利益改善 虎の巻、【76巻】

STEP5はマーティングテーマである為、
冒頭時事ネタを踏まえて進めていきます。

さてここから本題です。
前回から競合チェックもふたつ目のポイント、
「お店つくり/店舗環境」編です。

設備面/インフラ面というと、
購買行動に直接関わるものと
間接的に関わるものに分かれます。
混ぜてしまうとわかりにくくなるので、
それぞれ分けて分析しましょう。

今回は間接的に購買行動に関わる
ポイントについてお話します。

直接的と呼んでいるのは、
買い物をするという行動、
つまり店内に入った後、
商品を選んで、会計をして店をでる、
行動の間に直接的に
関係している部分をさしています。

一方間接的な店舗の設備/インフラと
分類しているのは、直接のお買い物では
ないものを指しています。
考えようによっては、
直接的なものより重要です。
何故なら、この内容で商品云々の前に
行く店が決まってしまう
ケースがあるからです。

どんなものを指しているかというと、
たとえば駐車場、駐輪場です。
駐車した後、店に入りやすい
平面駐車上の有無を重要視している
お客様でも雨が降ったら屋根付きの
立体駐車上がいいわけです。
持っている設備次第で来店して
もらえるかどうかが決まってしまう
可能性があります。
駐輪場もそうです。
屋根云々もそうですが、
例えば止めるスペースが少なくて、
いつも駐輪場がいっぱいだった店が、
投資をして互い違いに2段でおける設備を入れ、
止められる台数を増やしました。
さてお客様はどう思うでしょうか?
誰も冗談に置きたくない為、下段しか使われず、
帰って使い勝手が悪くなり不評だった…
というケースもあります。

売場作りの前段階の勝負で負けてしまうと
どうにもなりませんので、自分たちの設備面での
立ち位置をしっかりと把握しておく必要があります。

また最近は付加価値を産む
サービスによる囲いこみもあります。
ミネラルウォーターなんかもこれに入ります。
容器だけ購入しらた店で、
無料でミネラルウォーターが貰える…
こうなると容器を購入した人は、
その店に繰り返しくるようになります。

ペットボトル等を回収して
ポイント化しているケースもあります。
これもゴミを捨てるという買い物と別の
生活要素を来店と直結しています。

この手の設備を競合が備えているとしたら
ボディーブローのように効いてきます。
あとから真似しても既に競合のサービスを
利用し始めていたらスイッチしてもらうのが
難しいからです。

ご自身がお客様の立場で考えてみて下さい。
既に他店舗で利用し始めているサービスを
他店に行った時にすすめられたらどうですか?
容器を購入すれば水は無料です…
いやいくつも容器を持っていても邪魔だから
水はもうあっちの店でもらうからいらないよ…
ペットボトルを回収するとポイントが付きますから、
カードをつくりませんか?
いやカードはたくさんもつとジャマだし、
もうあっちの店でポイントとタメてるから
別にいらないよ…
こんな感じではないですか?
後から追いかけるには他を上回る
新しいものを導入する必要があり
どんどんハードルがたかまります。

こういった買い物と直接関係ない
設備やインフラ、取り組み内容で負けると、
小売の勝負のフィールドである売場で
勝負する事すらできなくなります。
そんなことにならないように、
日頃から継続的に調査して、
競合に出し抜かれないように
気をつけまししょう!   (^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。