今回のテーマはマネジメント層への
ZOOM活用研修のノウハウです!
3密回避を目的とした
「新しい生活様式」対応を迫られるなか、
まずは新人への対応を中心に
ZOOM等を活用した
WEB化の動きが進んでいます。
新人対応の場合、
「急を要する」要素であることが
理由のひとつです。
一方でマネジメント層や
中堅層への階層別研修や
専門技術に関する研修など、
中期的な効能を目指したものについては
「不要」ではありませが
「不急」であると判断するケースが
多くなっているのが現状でしょう。
延期や今期は中止といった
対応がほとんどなのでは
ないでしょうか。
そのため、
ZOOM活用といった対応について
上位クラスの情報がまだでてきにくい
のが実態です。
そんな中で弊社でマネジメント層向けの研修を
3回にわたり実施してきましたので
新人層との違いを軸に
Q&A方式でお伝えして参ります。
Q:ネット活用について受講者側の技術的な問題は発生しないか?
A:個人差が大きく発生します。
環境整備面と操作技術面に分かれます。
A1:環境面
平素から自力でPC利用が
できている人は特に問題はありません。
新人と異なり平素から業務で
ネットワーク環境等は活用できているので、
wifiが… といった心配はむしろ少ないとも言えます。
一方で平素PCを活用しない業務を
している方については
事前準備をしっかりとする必要があります。
受講する会場(事業所等)で環境面について
サポートする体制(支援担当者を指定する)を組み、
事前に接続テストをしておく必要があります。
A2:操作技術面
こちらも同様に、
自力でPC使えている人は問題ありません。
ZOOMを活用したことがない… という方向けに、
簡単な操作マニュアルを添付し、
「●●の機能を使うので試しておいてください」
程度で十分です。
一方で平素PCを使わない層は、
使い方で当日とまどうことが無いように
事前のガイダンスが必要です。
また、当日トラブルがあった際は、
「ここに電話」というルールを決めて
速やかにサポートできるよう
体制を作っておく必要があります。
■お勧めする方法
研修開催日から少し余力を持った日程で
ガイダンスの開催をお勧めします。
2部構成にし、前半は接続確認や
研修目的・事前課題等のアナウンスを全員に対し行い、
後半は使ったことが無い人(使い方に不安がある人)のみ残し、
操作説明や、落ちてしまった時の
対応方法などを事前に説明します。
特に職種ミックス型の場合は
丁寧な対応をお勧めします。
Q:グループ討議はしっかりできるか?
A:YES
~アナウンスを強化すると効果的です
ブレイクアウトセッションへの
出入りをオプション操作で
ホスト側がコントロールすれば、
討議のスタート、フィニッシュは
問題なく実施できます。
注意する… という意味では、
年代特性ではリアルと同じですが、
ひとりでしゃべってしまう人や
参加意欲が低いなどがでないよう
事前のアナウンスには注意が必要です。
セッション内は閉鎖空間になりますので
我儘に振舞おうと思えばできてしまう…
という側面もあります。
そのためリアルよりも強調して、
「人の話をよく聞くことで学びを深めよう」
「他者との着目点の違いについて吸収しよう」
といった指示をだしておくことがポイントです。
また、グループでの発表などの
役割分担をローテーションさせることで、
自分の番も必ずくるという
当事者意識をもってもらうことも効果的です。
Q:プログラム構成は変えるべきか? そのままでもいい?
A:ZOOM用に適正化することは必須です!
特に上の階層では、新人と違い、
忙しい中で仕事を抜けてきているため、
長時間にわたり知識編の講義をすると
内職を初めてしまうケースもあり注意が必要です。
知識編の読み込みは事前課題で
目を通しておいてもらい、
その知識を「どのように活用するか」
「どのような特徴があるか」といった
議論をする場に設定し学びを深めましょう。
簡単に説明をした後、
セルフワークで課題に取り組み、
トリオで議論といったリズムです。
事前に「読んでこないとできません」
といったアナウンスをして
緊張感を高めることができれば、
さらに効果的です。
演習でグループ討議を実施する際は、
発表・フィードバックの時間を長めに確保し、
論点についてしっかりと掘り下げていきましょう。
受講者の経験を踏まえた
有益な視野の拡大につながります。
Q:質疑時間は確保したほうが良いか?
A:定刻内と別に、終了後にフリータイムを
設けた方が良いでしょう。
特に職種ミックスの場合は
自分の職場の場合はどうなのだろう…
といった質問があるケースがありますが、
全体には関係ない話だから… と遠慮しがちです。
17:00までであれば、
その後、「30分はフリー質問OK」といった感じで、
ミーティングルームを開放したままにして
講師も残っている… という状況を
つくっておくと良いでしょう。
時間の確保や予算面で余力があれば、
質問がある人は個別面談を行う対応も可能です。
別日程で個別質問の希望者に
1ON1を展開し具体論に迫るのも効果的です。
今回は以上です。
ご質問等ございましたら遠慮なくご連絡ください。
よろしくお願い致します。
お問い合わせ
HP http://test.kyodaisha.com/contact/
Email info@test.kyodaisha.com
代表直通 masaki-s@test.kyodaisha.com
参考記事
ZOOMを活用した新入社員研修編
http://test.kyodaisha.com/company-blog/hr-deveropment-zoom-new-employee-orientation/
ZOOMを使ったグループ討議Q&A①
http://test.kyodaisha.com/company-blog/hr-deveropment-zoom-group-work/
ZOOMを使ったグループ討議Q&A②
http://test.kyodaisha.com/business-training/work-style-reform/hr-deveropment-zoom-group-work-2/
↓お知らせまとめページはこちら
お知らせ – 株式会社せんだ兄弟社 (kyodaisha.com) |