みなさん こんにちは。
店舗の利益改善の虎の巻 第4巻です。

前回は【経費体質改善=賢いお金の使い方】という事で、
経費を減らすことを目的とした【経費削減】との違いをお話しました。

今回は価値についてのお話をさせていただきます。

賢いお金の使い方を考えるにあたり、
【価値】というものを考える必要があります。

まずはこちらです。
小売業にとっての価値を
考えてみましょう。

分母に【コスト(商品原価や経費)】、
分子に【品質】
をおいて考えてみて下さい。

製造業でいうVE(Value Engineering)という考え方とほぼ一緒です。

ポイントになるのは価値が小売業側にとっての価値ではなく、
お客様にとっての価値だという事です。

例えば下記はいかがでしょうか?

コスト(原価等)が下がって品質が上がっています。
これであればお客様の支持も上がり、利益も上がります。
◎ですね。

では次はこちらです。

こちらは品質は変わっていませんので、顧客の支持はそのまま、
コストが下がっていますので、利益は改善されます。

ではこちらは?

品質は向上しており、コストは変わっていないので、
商品の価格は変わらず、品質は向上している事が伺えます。
お客様の支持の向上により間接的に利益は改善されそうですよね.

こちらはどうでしょう?

この当たりになってくるとかなり微妙です。
値上と、価値向上が支持されるかどうかは一概には言えません。

はいではこちらはいかかでしょうか?
若干価値を下げてはいますが、
コストの下がり幅はそれを下回っています。

結局これが問題なんです。
お客様にしてみれば、利益がでるか否かではなく
商品の品質を求めています。
安かろう悪かろうかどうかは置いておいても、
既存のお客様(ファン)をがっかりさせてしまいます。
よほど価格も一緒に下がっていない限り納得しません。
あの店もここまで落ちたかと…そう思われてしまうわけです。

さてイメージはつかめたでしょうか?
さて、次回はどんな事から始めるの?
という事をお話していこうと思います。

よくわからない(?)ポイントがあったら質問して下さいねぇ(^^ゞ

人にまつわる問題や悩みを抱えていませんか?

著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。