分類毎の売上の波動を複合し、
売上、在庫、売場を連動させれば、
生産性は急上昇する!

小売業の利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹がおくる、
店舗の利益改善 虎の巻、
【64巻】です。

さて、3つの構成比を操る
というテーマに入っています。

今回は前回の続きで
長袖Tシャツ事例の
秋と春の違い…についてです。

この考え方は、
販売期間が短いけれど、
売上のピークがある
季節商品に応用できますので、
そんなイメージで捉えて下さい。

秋の成功パターンは
順調に気温が下がり、
一気に商品を売ったあと、
次の気温に速やかに
移ったときでした。
要は売上ピークに一気に売って
商品が回転しきった状態という事です。

逆に失敗した時は、
気温がなかなか下がらず、
売上がピークに達しない、
そして下がり始めたら、
20度どころか一気に15度まで
いってしまった時です。

これが1つのポイントです。
札幌の秋の場合、
一気に気温が下がると、
秋物のマーケットがなくなって、
一気に初冬マーケットに
移ってしまうのです。
この話、実際には
あまりありませんでしたが、
初雪後、一気に積雪になる
パターンなどでも
あてはまります。

恐ろしい事に、
マーケットそのものが
なくなってしまうのです。
シャボン玉みたいに
消えてしまうんです。
ピークがこないまま…

その為、お客様に喜んで
もらおうと思ってとか
業績を伸ばそうとおもってとか
理由は色々あったとしても、
そもそもその年の天候で
攻めてはいけない事もあるのです。
様子を見ながら気温が停滞し、
これは秋のピークがこないようだと
感じたら、悔しいですが
なるべく早いタイミングで
商品在庫のコントロールにはいり、
徐々に撤退を始めなくてはなりません。

上手くうれた気温推移の時を
イメージして、商品を抱えていると
大ダメージを負う事があるのです。
時限爆弾化してしまうわけです。

では春はどうでしょうか。
成功した年は売れ筋の在庫をしっかりと
確保し、売れない物はピーク前から
処分を推進していったときです。

失敗した年はどうだったか…
秋の撤退戦略をミスしたあと、
同じ轍は踏むまいとコンパクトな
在庫運営をしようとした時です

成功失敗についての表現が春と秋で
逆になっているような気がしませんか?

札幌の春の場合、
雪解け期が近づくと、
早く冬から解放されたいとの
思いがあり気温の割には早く
売れ始めます。
その為、実際に半袖が売れ始める
時期になるまでの間、しっかりと
春物の着用期間があるのです。
その為、販売期間も長く、
春物のマーケットは少々気温変化の
タイミングがずれても
なくなってしまう事はありません。

つまり秋はマーケットが
消滅してしまう事があり、
販売期間も一瞬で、
春はマーケットが大きく
販売期間も長いという訳です。

そして失敗の原因というか
成功するパターンを
作りにくくしている原因が
もうひとつあります。
企業が首都圏に軸をおいている事です。

この事がどんな影響を及ぼしたか…
次回はこの話をしていきますね。   (^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。