商品を展開する面積を、
商品投入量に合わせた時、
店全体の効率は低下する!

小売業の利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹がおくる、
店舗の利益改善 虎の巻、
【56巻】です。

さて、売場面積という
テーマの5回目となります。

前回の最後に時系列という
キーワードを出しましたが、
これはある意味最も
重要なポイントかもしれません。

まずは過去データの分析です。
売上、粗利、在庫等の
商品ライフサイクルを積み上げ
どんな時期に、どんなものが
どのくらいの割合で売れたのかの
過去データを見ていきます。
そうするとおおよその傾向が
見えてきます。
季節や温度の変化によって変わるもの、
年間ほとんど変化しないもの、
一定の時期しかうれないものなどです。
その割合が変化するトリガーが
なんなのかを調べて突き止めます。
温度が◯度をこえたらこう変わる…とか、
毎年ゴールデンウィーク近づくとこうなるとか、
母の日がくるとこうなるとか…
その変化の引き金になるのが何なのかを調べます。
そこがカレンダーで一定のものは難易度が低く、
気温のような一定ではないものは難易度が高くなります。
梅雨入りするとこうなる…とか
梅雨明けするとこうなる…とか
30度を超えるとこうなる…とかです。
その為、そのトリガーが発生したら、
売場の構成、展開をこう変えるという計画を
常に先行して作成し、メンバーと
共有しておく事が重要になるのです。
指揮者が常に店にいるとは限りませんので、
こういう変化が発生したらこう変える!
という設定をきめておき、
指示しなくても実行される
仕組み作りをするのです。

これができていると、
事前に議論もできますし、
各メンバーも意思を
注入しやすくなります。
モチベーションも上がります。

実行するためには、
指揮者(計画立案者)が
最低でも2~3ヶ月前くらいまでの
見通しをたて計画をして
おかなければいけません。
逆にこれができてメンバーと
共有できれば大きく飛躍できます。

ここまで到達するまでに、
すでに売場作りと、
売上、在庫の考え方までは
統一した尺度をもてている
ところまで来ていると筈です。
その為、あとひと押しここまで
頑張れば成果が格段にあがるのです。

事前に自店にあわせて
フォーマットを作成しておけば
作業も楽になりますよ。

是非トライしてみてくださいね  (^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。