【在庫】をうまく
コントロールできるかが
利益増減の岐路である!

小売業の利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹がおくる、
店舗の利益改善 虎の巻、
【49巻】です。

前回は在庫の
奥行きについての話から
在庫処分についてのお話を致しました。
処分方法次第で利益は大きく変わり、
その大事な3つのポイントは
「小さく、細かく、早く!」でしたね。

すぐに実行できて効果のある、
即効性の高い施策になりますので、
是非実行してみて下さい。
継続するほど店全体の活動になり、
効果が高まります。

さて、今回からは、
二つ目のポイントである
在庫の幅の話です。
商品のラインアップついてという事です。

我々自身がお客様側の時、
お店について持つイメージについて
【品揃え】が良い店、悪い店、
という表現を用います。

良い悪いと一言でいっても
色々な判断の軸がありますよね。
一緒に考えてみて貰ってもいいですか?
自分が品揃えが良いと感じる
お店はどんな店ですか?
具体的にこの店というのを
できるだけ沢山考えて
上げてみて下さい。
「大好きなお店」に近いです。

いくつかあがりましたか?
では次にそれらのお店を分類すると
どんなタイプか考えてみて下さい。

1つにはまとまりませんよね。
いくつかあげていってみましょう。

最もわかりやすいのは、
品揃えの幅で圧倒している
タイプのお店があると思います。

やや大きめの一定の
ジャンルについて、
その店にいけば揃わないものは無い!
というタイプです。

例えば「東急ハンズ」とか。
あるいはご存知の方も
多いかと思いますが、
九州のホームセンターで
「ハンズマン」というお店があります。
ここはほんとに凄いです。
ホームセンターと言っても、
プロの工務店さんや大工さんなどの
職人さんをターゲットに
入れている為、
日曜大工レベルでは
まずもって必要のないものまで
そろっています。
プロのお客様から
商品の要望があれば必ず入れる、
その結果どんどんと扱う商品が
増えていきますが、
あえて変わりに何かをやめたり
せずに、そのまま増やしています。
その結果、そこにいけばなんでも揃う
お店として成長していく訳です。
その店を観に九州まで
行ってきたくらいです。
http://www.handsman.co.jp/company/

一定の狭いジャンルに特化して、
いるケースもありますよね。

例えばアイテムで絞り込んで
特化している場合です。
バラエティ系の雑貨屋さんとか、
バッグ屋さん、靴屋さん
なんかもそうですね。
一方でアイテムではなくテイスト感や
ライフスタイルで絞っているケースもあります。
例えば「ヴィレッジ・バンガード」。
東急ハンズやハンズマンなどのような
ホームセンターと比べると
店舗規模では明らかに規模は異なりますが、
面白いものが沢山おいてあるお店としては
品揃えが良いと感じるお店だと思います。
http://www.village-v.co.jp/

スポーツのジャンルで、
ゼビオスポーツと、
ムラサキスポーツを
イメージしたらどうでしょう?
どちらも違う意味で良い品揃え
といえるのではないでしょうか?

雰囲気や世界感で圧倒して
「この店大好き」…と
思われるケースもありますよね。

海外の事例ですが
「アンソロポロジー」なんかは
まさにそんな感じだと思います。
ざっくりいうと、
ファッションとインテリアの
品揃えで世界感を構築する感じです。
お気に入りの世界感の品揃え…
これもまた品揃えが良いと感じるでしょう。
http://www.anthropologie.com/anthro/index.jsp

いくつか事例をあげて参りましたが、
品揃えが良いとお客様に
思われているお店のタイプは
1つではなく色々あるという事です。

問題なのは自分のお店について
こんな店なのだという特徴や世界観が
お客様にちゃんと伝わっているかどうか?
ということなのです。

まずはこう思われていたら嬉しい…
というところがはっきりさせる。
次はそれを伝えようとする。
そこまで到達していれば
あとは手法を磨きます。
表現方法を磨くという事です。
もしそれが言葉に
できないとしたら‥‥
まずは、明文化できるように
はっきりさせる必要があります。
あなたのお店はどちらでしょうか?

次回は、手法論についてです。
品揃えをよく見せるにはどうすればいいの?
というお話を致します。    (^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。