【在庫】をうまく
コントロールできるかが
利益増減の岐路である!

小売業の利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹がおくる、
店舗の利益改善 虎の巻、
【48巻】です。

さて今回は前回の続きです。

1つ1つの商品を、
最終利益を考えて、
細かく丁寧に処理をする事で、
儲けは大きく膨らみます。

一方で、おそらく現場のスタッフからは、
「具体的にはどうすればいいの?」
という声があがると思います。
「細かく丁寧に処理をする」では
実際にはどうしたらいいかがわかりにくいのです。

そんな時は以下の
「3つのポイント」を伝えて下さい。

在庫処分のポイントは
【小さく・細かく・早く】です。
儲けを残すための鉄則です。

1つ目の「小さく」は値下げ幅です。
いきなり大幅に下げずに、
何度も段階を踏んで下げていく事です。
最初は◯%、次は◯%と事前に決めておき、
残り具合によって下げ幅を上げていきます。

2つ目の「細かく」は、対象品目の判断です。
同じトマトであっても、大きさや形など、
違いがあるはずです。
最後まで売れ残る商品の特徴を
考えてみて下さい。
他の商品にくらべ少し◯◯が悪い、
という事がありませんか?
売り側からすれば全くの良品だとしても、
お客様は1番良い物が欲しいと思っていますから
小さなキズや、汚れ、
一部が熟し過ぎていたりという、
細かな部分を見逃しません。

ですから全体の売れ行きを考え、
販売ペースが遅いと判断したら、
正価で販売している最中に、
後で残ってしまいそうな不人気品から
処分をかけ始めるという事です。
遅くに値下げ品を狙って来店するタイプの
お客様は下げ幅が小さいと反応しませんが、
早い時間帯に正価で
購入してくれいるお客様は
小幅な値下げでも反応してくれます。
このアクションを起こす事で、
売りやすいタイプの商品を
最後に残すようにしていくわけです。
その結果、大幅な値下げが
発生しなくなりますし、
タイムアウトによる廃棄も減少します。

また【46巻】でお話したジャンパ-の例なら、
他の色が揃っているうちに、
赤を色別で値下げするという事ですね。
またしっかりと表示するという条件付きですが、
サイズ別での値下げもありえます。

3つ目の「早く」は判断のタイミングです。
早い段階で、正価でいくか、処分をかけるかを、
判断する事が重要です。
遅くなればなる程、
下げ幅の効果が小さくなり、
大きな幅の値下げを伴います。

早いタイミングで、対象商品を細かく見極め、
小幅な値下げをする。
これを徹底する事によって、
確実に儲けを残す事ができます。

実際にはこれを繰り返す事で、
現場スタッフには経験が蓄積され、
この状況だったらこうしたらいい、
という技術が蓄積していきます。
そして徐々に仕入れる数量の読みが
するどくなっていくわけです。

すでに確保した在庫の管理方法として、
このアクションを徹底すると、
スタッフの様々なレベルが上がってきます。
好循環ですよね。
このような良いスパイラルを産む働き方を、
仕組みとして導入していくと、
どんどんと、利益がでる体質に生まれ変わっていく訳です。

どうですか?
「小さく、細かく、早く!」
やってみたくなりませんか?  (^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。