みなさん こんにちは!
中小小売業の利益改善コンサルタント
中小企業診断士の専田政樹です。

店舗の利益改善 虎の巻【18巻】です。
STEP3【売場のスペースマネジメント】の
4回目となります。

前回は消費行動の変化という事で、
【AIDMA】→【AISAS】→【SIPS】と
いう変遷を【O2O】を踏まえて
お話させて頂きました。

今回から視野誘導へと
予告をしておりましたが、
予定を変更してWEB関連の話を
もう少し深堀りしたいと思います。

昨年の秋頃でしょうか?
【オムニチャネル】いう言葉が、
おおきく着目されました。

某社が戦略として大きく取り上げた結果、
競合某社が同質化戦略として、
同じ言語を使って世の中全体へ波及させた…
と私の中では勝手に解釈をしています。
※実情は異なるかもしれません。

この話が前回お話をした
店舗とWEBを継ぎ目なく、
行き来する消費行動、
O2Oと繋がってくるわけです。

普段、あまり関わりのない方にとっては
「何をいっているの?」といった感じかもしれません。

という事で、EC(電子商取引)を、
※ネット通販の事だと思って頂いて結構です
踏まえた消費行動の変化についても
お話しておこうと思います。

さて、変遷の全体観としては
ネットのない状態から、

①マルチチャネル化

②クロスチャネル化

③オムニチャネル化

というステップで進行していきます。
順番に説明をしていきますね。

【①マルチチャネル】
店頭、カタログ、ホームペ-ジ・EC等のWEB、
といったように複数のチャネル(販売ルート)を
保有する事業体に進化を始めた段階です。
もともとはリアルの店舗しかもっていなかったが、
通信販売チャネルを持つようになった…とか、
通信販売事業者が店舗をもつとか、
製品製造メーカーがアンテナショップを開き、
そこを起点に全国への直販を始めるとか…
どちらかというと多角化的な要素が
強くなっています。

【②クロスチャネル】
①の段階で複数の販売網や情報発信網を
築き初めた事業体が、そのシナジー効果を狙う為、
それぞれバラバラだった
チャネルの統合を始めます。
いままではそれぞれが別事業体として、
バラバラだったものを、
売り方、販促企画、などの
見え方を統合していきます。
さらにポイントになるのは、
それぞれの企画や見え方を統合すると
いったりきたりできるようになる事です。

いままでは、通販カタログでいい商品をみつけたから
店に見に行ってみよう!といって出かけても
通販企画が別立てだったりして、
店に同じものがないという状況が多々ありました。

そこを統合する事で、
店でみたものを、通販で注文するケース、
ホームページでみたものを、
そのまま通販サイトに移って購入するケース、
といったように、かなり柔軟な状況になりました。

ですがこのような進展の過程の中で、
次の問題として発生してきたのは、
バラバラなデータベース問題です。
次々に開発される新たな技術。
それに伴い発展する消費スタイル。
特にスマートフォンが出現し、
アプリケーションを使用したスタイルが
浸透しだすと、実行の為の費用も下落し、
どんどんと、安価でスピーディーに
状況が変化をし始めます。
いまや子供達がスマートフォンを使う時代に
なりつつあります。
しかし、蓋をあけてみると、
その都度、継ぎ足されていったシステムである為、
おおもとがバラバラで
いざ本気で統合しようとすると、
大掛かりなシステム投資が必要な
状況となっています。
私見ですが、なかなか抜本的に次の段階に
変化しない要因の1つに
根本からシステムを見直し、
データベースを統合するという
大手術に踏み切れない事が
原因ではないかと考えています。
システムそのものをどうするか、
コスト面の負荷をどう解決するか、
費用対効果はどうなのか?
ほんとに成果は上がるのか?
経営者の腰が重くなる要素が沢山あります。

という事で今日はここまでにして、
明日「③」についてお話します。

お楽しみに!   (^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。