みなさん こんにちは!
店舗の利益改善 虎の巻 【第8巻】です。

前回は、「投資なしで、即効性のある利益改善①」という事で
商品ロスについてのお話を始めさせて頂きました。

では商品ロスの内訳は、どんな状況になっているのでしょうか?
以下『グローバル・リテイル・セフト・バロメーター』の
2011 年度調査より抜粋したロスの内訳です。

日本全体で7740億円にのぼります。
これを1世帯平均にすると1万5千円に相当します。

内訳は

1位:万引き  4515億円 58.1%
アジア太平洋地域平均では53.3%となりますので、
日本は5%弱ほど、万引きの構成が高い事になります。

2位:従業員による盗難  1451億円 18.5%
3位:管理上のミス  1290億円 16.5%
4位:業者による不正  564億円 6.9%

2位~4位の内部要因で4割強、3300億円。
特に2位、4位の関係者の不正による要因を合わせると、
全体の約25%の構成です。約2000億円にのぼります。

要は大きく2つの方向性です。
①外部向けの万引き対策と、
②内部向けの管理体制の強化策の2つです。
後者については更に、「不正防止対策」と、
「仕事の正確性の向上」の2つに分かれます。

では、実際に商品ロスが
発生しているものは、どんなものが多いのでしょうか?
以下はアジア地域のデータの抜粋です。

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・化粧品/医薬品/ヘルス&ビューティー/香水 (1.75%)
・アパレル/アクセサリーショップ (1.74%)
・ビデオ、ミュージック、ゲームソフト (1.64%)
小型で、持ち運びがしやすく、換金性の高いものが
「盗難被害の多い商品」として挙げられています。

アジア地域において、特にロス率の高い
ヘルス&ビューティーの商品ラインは、
・シェービング用品 (2.64%)
・香水 (2.60%)
・口紅、グロス (2.50%)

また、食料品においては、
高級海産物・魚(2.21%)、酒類(1.84%)、精肉(1.83%)が
盗難されやすい商品として挙げられています。
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いかがでしょうか?

次回以降は対策について迫っていきたいと思います。

質問等あれば、コメントくださいねぇ(^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。