コンビニ2位のローソンが今月15日から
ワオンを導入するとの事。
既にファミリ-マートも導入している
ワオンの決済、現金チャージを始める事で、
利用の少ない主婦層を獲得したいようだ。
ワオンは年間決済が26年度、1兆9300億円で、
9月末現在の発行件数は5260万枚。
利用可能場所は24万箇所に、のぼるとのこと。
一方ライバルのセブン&アイのナナコカードは
7月末現在で発行件数は4112万、
利用可能店舗スは18万1200点となっている。

各店で使用している決済やチャージの端末は
既に複数のカードが利用できるケースが
多くなっている為、決定さえすれば過去ほど
設備投資をせずとも実行できるのも大きい。

電子マネーやネット利用時の連携方法を変えると
顧客へもたらす価値が大きく変わってくる世の中になってきた。

ナナコについてはセブン&アイグループ店舗を
中心に利用体制が取られているが、
セブン&アイグループは
先日「オムニセブン」を発表し、
オムニチャネル化を推進している。

https://www.7andi.com/company/challenge/1738/1.html

この話もそのうち詳しくふれようと思うが、
最も大きい効果は、
かつてコングロマリットとも言われ、
グループのM&A施策のシナジー効果が
疑問視されていた時代があった。
コンビニ、GMS、食品スーパー、
百貨店、各種専門店、ファミレス…
業態が増えてくがグループ化する
効能が低いとう評価だ。
それがオムニチャネルという輪で
つなぐと状況は一変する。
※まだ評価これからであるが…
ネットを通じて各専門店の商品が
ワンストップでリアル店舗での
受取りを可能にしたからだ。
百貨店商品をコンビニで
受け取れるというのは大きな変化だ。
リピートする商品については
わざわざ都心までいかなくても
手に入るようになったという事だ。

大企業ならではかもしれないが、
こういった動きに大手チェーン以外も
対応する動きも必要になってくる。

セブン&アイの例で言いたいことは
発想を展開すると弱点が強みになる
可能性もあるということだ。

大手チェーン以外の店舗では
今後、地域連携がますます重要になり
その際のネットや電子マネー等の
インフラの整備も重要になってくる。
各小売店はこういった動きに
敏感になっていかなければ
生き残れない時代が
近づいてきている…
早く一歩目を動き出せるかどうかが
その勝負の別れになるだろう。

小売業の利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹がおくる、
店舗の利益改善 虎の巻、【82巻】

STEP5はマーティングテーマである為、
冒頭時事ネタを踏まえて進めていきます。

さてここから本題です。
前回から3C分析の2つ目の項目、
顧客の分析に入っていきます。

前回からふれている様に
顧客分析についてはタイプが分かれますので、
まずは一定の商圏範囲に対して、
商品を販売している業態、
GMS、食品スーパー、
コンビニ、ドラックストアなど
について話を進めていきます。

大きくは
①人口動態や世帯年収、産業構造などに始まる、
デモグラフィックタイプの定量データ。
②地域特性
③ライフスタイルなどのサイコグラフィック。
などが分析項目の代表例です。

人口動態については、
まず押さえておきたい基本項目です。
商圏として設定しているエリアの
マーケットのサイズを表しています。
1つは住民です。近隣に住んでいる人が、
どのくらいいて、どんな人がいるか…です。
業態によって重要性は異なりますが、
あわせて日昼の人口と、夜間人口も調べておく
必要があります。
地元住民に対して商売をしているとしても
共働きが多くなっている現在の状況において、
自転車圏程度の近隣で働いている人が多いのか、
電車で通勤している人が多いのかで、
時間帯、扱うべき商品等も変わってきます。
さらに通行量の調査も必要です。
店舗の前を通過する人口ですね。
歩き、自転車、車といった交通手段がどうなっているか、
どんな目的でどこに向かっているか…
このあたりは地域の情報をおさえる必要があります。
近隣の建物や、公共施設、イベント会場、
学校行事などなど様々なものがあります。
最初に曜日別、時間帯別に傾向を押さえ、
日別、時間帯別のパターンを探ります。
結果◯◯が売れているではなく、
こういう理由で◯◯が売れるにせまる必要があります。
この基礎項目を抑えた上で、イベントや催事情報を
さらにかぶせていくわけです。

やらなければならない事は、
1つは観察、もう1つはヒアリングです。
ヒアリングについては、
地元民から話を集める際に、
地元外の人、つまり客観視できる人を
いれておくことがポイントです。
当たり前すぎて気がつかない事を発見する為です。
非常に地味な作業になりますが、
競合分析をしっかりしていれば、
自分たちがここを攻めた方がよいのではないか?
という仮説めいたものがぼんやりと見えている筈です。
これを確認していく感覚で進めていけば、
抽象的になりにくく、アクションに繋げやすくなります。

実施にあたっての重要なポイントです。

次回はさらに地域性について踏み込んでいきます  (^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。