厚生労働省が【出生率1.8%】へ向けて
保育所の新設を支援するとのことです。
10人程度の子供を預かる少人数の
「ミニ保育所」の建設費の一部、
企業が会社の敷地内などで運営する
「企業内保育所」の空き定員分を
開放する企業への支援など、
各種施策で出生率1.8%にあげる
目標を新たに掲げました。

実現するかどうか、
そのタイミングがいつになるか…
色々な事を考えてしまいますが、
具体的に始めなければ何も変わりません。
早く効果が出始めるといいですよね。
 さて小売業の場合、
変化が具体的に出始めるタイミングを
想定して事前準備をしていく事が必要です。
今後、出生率が1.8%にあがったとして、
既に年代別人口の多い段階Jrを軸とする
タイミングは過ぎてしまっているでしょうから、
1.8%を乗算した時の学年あたりの
子供の人数は何人になるのか?
そのマーケットにどう対応するのか?
また保育所等を整備する目的の1つに
女性の活躍推進も掲げられていますが、
その実態がどうかわるのか?
働き方は今とかわらない?
それともより進化するのか?
 そんな事を予想しながら、
将来顧客にしたい人たちに
支持してもらえるように、
店のイメージを作りこんでいく必要があります。

【彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず】
【彼を知らずして己を知れば、一勝一負す】
【彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆(あやう)し】

市場がどのようにかわるかを予測し、
早いタイミングでその変化を掴み、具体的な対応をし、
顧客の支持を得たものが勝利に向います!

小売業の利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹がおくる、
店舗の利益改善 虎の巻、【72巻】です。

この章は、自店に強みを認識し、
それがお客様に伝わるように、
さらに磨きをかけていく為の
マーケティングや分析の仕方について
お話をしています。
前回は、競合分析の仕方をテーマにしており、
小売業を形成する主要素である
①「扱い商品/品揃え」→内容と価格
②「お店つくり/店舗環境」→売場展開/店設備・インフラ
③「広告/販促」→店外への発信と店内の発信
④「接客/サービス」→人的/非人的
などがチェック項目である事をお伝えしています。

今回は①についてです。
「扱い商品/品揃え」について
どうチェックしていくか…
まずは、わかりやすい所で
ゾーニンングをチェックしましょう。
ゾーニングとはお店の大まかな
レイアウトだと思って下さい。
例えばフロア単位とかですね。
2F「◯◯のフロア」などです。
多層型の建物であれば、
フロア毎にテーマが設定されて、
その設定方法を分析すると、
何を強化して打ち出したいのか、
が見えてきます。
フロアあたりの面積が多いタイプでは
北側は◯◯、南側は◯◯と
別れているかもしれません。
またショッピングセンター内の
ショップが競合の場合、
ショップの配置もさることながら
ショプ内の打ち出しをチェックしていく
必要があります。

前面で打ち出しをしているものが、
お客様に伝えたいメッセージです。
店毎にスタイルが異なりますので、
その考え方を読み取る事が重要です。
今まさに販売ピークとなる
重点アイテムを
ボリューム展開しているお店、
次のシーズンを感じさせる、
トレンド性の強いもので
感度重視の展開をしている店、
店の商品構成を差別化させる、
特徴のある商品を
前面で展開している店、
様々なタイプがあると思います。
また、あまりにもセオリー通りすぎて
なにも特徴を感じない場合もあります。
立地に依存している店にありがちで
実際に存在します。

このような事をチェックして、
競合の戦略を落とし込んでいきます。
この段階では、情報は定性的で、
客観性を欠くので、
次の段階では定量化して
本当にそうなのかを分析していきます。

次回はこの定量化についてのお話致します。
これをやると、数値化できますので、
実際の差がどこにあるのかがわかります。
精度をあげるという意味では
非常に重要になります。    (^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。