苦戦の続く業態はもう日本にはいらないのか?

その最たる例のひとつがGMSだろう。
※(ゼネラルマーチャンダイジングストア)
=総合量販店=総合スーパー
もう時代遅れで消費者にとって価値のない
必要のない業態なのだろうか?
そんなことはないはずだ!!

小売業の利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹がおくる、
店舗の利益改善 虎の巻、【108巻】

前回より小売業の栄枯盛衰と題して、
開始したシリーズ2回目、
まずは出身業態でもある
GMSについて論じていきます。

端から総合的に見ていると
明らかに旗色が悪いGMS業態。
かつてダイエーが【価格破壊】を旗印に
国内の小売市場を席巻し、
百貨店業態を抜き去り、
売上のトップにたったのは
いつ頃であっただろうか…

私自身が小学校低学年の頃
近くのダイエーは客がごった返し、
いつ行っても常に大盛況であった。
そして他に買いに行く店は、
地域に根づく小型店しかなかったし、
百貨店は電車にのって2駅先まで
行かないと店がなかった。

小学校高学年になると、
駅の反対側であったが
イトーヨーカドーができた。
このあと両者は激突し、
徐々に旗色はあとからできた
ヨーカドー側に傾いていった。

この構図はあちこちで見られた。
当時話題になったのは、
津田沼、船橋といった首都圏ベットタウン
での両社の激突だ。
その戦いは苛烈をきわめ、
ついには集客の為にサンマを
タダで配ったという話も耳にする。

業態の発展とともに出店が激しくなり、
GMS同士の激突は苛烈になっていく。
それでもバブルが弾けるまでは
全体の成長とともにあり、
各社まだ元気であったことは間違いない。

しかし徐々に業態内で企業間格差がでてくる。
要因は様々あるが、
その中でも当時業界内の人間だった
私からみて厳しさのきっかけとなったのは
ハイパーマート構想だろう。

基本的に、過去の流通業は、
アメリカから業態を輸入してくる
パターンが多いなか、
ハイパーマートもその1つだ。

しかしお客様の支持が伸びず、
業績が下降の一途をたどる中での
出来事であったため、
まだ若かった私には、
ハイパーマートの定義すら、
店舗からは感じ取ることができなかった。
郊外立地+大型+品揃え豊富+セルフ販売…
こんな解釈となっていた。
パワーセンターのとの違いは、
当時はよくわからなかった程度だ。
私が経験不足であったのか、
施策が振りきれていなかったのか、
いずれにしても顧客の支持は高まらず、
どちらに向かうのか方向性がみえない
まま衰退カーブに入っていくのである。

さてこうなると立て直しは非常に厳しい。
特にダイエーの場合は、日本一の売上高に
なる過程の中で積極的なM&Aも行っている。
その為、まだSC時代に入る前にもかかわらず、
館の大小、形状、抱える商圏などが、
複雑になっており1つの施策では
対応しきれない状態になっていた。
これはダイエーだけではなく、
GMSが現在苦戦する大きな要因となっている。

なぜそうなってしまったのか・・・・
この続きは第3回で詳しく触れていく。
まだまだGMSが担う役割は多い。
生き残りをかけた戦いは続く……・(^^ゞ

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。