皆さんこんにちは。中小企業診断士の專田政樹です。

さて今日は久々にプロモーションのお話です。

まずは先日、街でみかけたある写真を紹介します。

まずはニュートラルに自分のマンションや家のポストの近くにあったと思ってみてください。

風刺の効いた1コママンガ的でちょっと面白さを感じたり、あーわかるわかる、うざいよねーとか思いませんか?

ポストに投函されたチラシって住民の立場からすれば、よっぽどピンポイントに欲しいものでない限り正直あまりうれしい物ではないですよね?

では視点を替えてもう一度見てみてください。

今度はあなたがビジネスとしてポスティング広告をおこなう発注者側の気持ちで見てください。

今度開店するでも、新商品を発売すつでも、マンションの売買でも、保険の勧誘でもなんでも結構です。

あらゆる手段の中でポスティングという手法を選択した立場です。

なんか腹たってきませんか?せっかくチラシ作って、人も雇って配布しているのに、なんて事すんだ!って。

では、この話に関わる登場人物を整理します。

まずこの看板に直接的に関わる人

①管理人

②ポスティグの担当(チラシを配布する人)

のふたりです。

おそらく②の人は、「見つかる前に、注意される前に」さくっとポストに入れちゃいたい。①は見つける度にイチイチ注意しにいかなければならない。「まったく、毎日毎日、いい加減にしてくれ!」っと思っているはず。

そんなお互いにとって「Win-Win」 なやりかたです。

次に近い距離で関わる人。

③おそらく住民です。

たまたま入っていた情報がジャストフィットすれば嬉しいかもしれませんが、そもそもその情報を欲しいと思っていないので、なければ無いで全く問題ありません。むしろ郵便物が取りやすくわかりやすくなったと喜ぶでしょう。今のよのなか知りたければちょっと検索すれば情報も、キャンペーンも知ることができるので、こちらのお都合などお構いなしにつっこまれるものへのリアクション率は以前より激減しています。

さて、お次に関わるのが、

④ポスティングをしてくるアルバイトさんなどを雇用している会社、

次いでやっとこでてくるが

⑤ポスティングの発注者

です。

④については、配布終了しました(^^ゞってな報告を受けてお疲れ様。またよろしくってとこでしょうか・・・・ひとまずは。

実際の配布状況については個々で検証の仕組みがあるでしょうが、②の配布者側は管理人さんが約束どおり上手く処理してくれるのを祈るのみです。

さて、⑤はどうでしょう?

おそらくこの立場の人だけ異なる尺度でみているはずです。おこなったポスティングというプロモーションの効果測定です。④についても取引先の立ち位置(顧客目線)で考える会社さんならば近いものがありますが、開示を受けなければ効果、つまり実績はわかりません。

「うーん いぜんほどポスティングの効果があがらくなってきたな・・・」←そりゃそうですよ。お客様の手元には届いてないですから(^^ゞ

「ほかの手法にきりかえるかな・・・みんなWEBやってるっていうし・・・」←なぜ下がってきたのかの理由の検証はしにくいのも含め漏れがちですよね・・・

あくまで例えばですが、↑のような流れになると・・・・ポスティングという仕事が減っていくわけですね。

結果的に②の人は「楽をした?」為に職を失うピンチがまっている訳です。

もちろん徐々にですが。

さて、この看板は本当に①②にとって「Win-Win」だったのでしょうか?「何のためにやっているか」を考えないとこんな結果になってしまいます。

さて少々話がそれましたが、今度は本題のポスティングのプロモーション効果についてです。

近年の傾向として

①オートロック化が進みなかなかマンションのポストへの投函ができなくなってきた

②都心回帰が進み、より人口が密集化してきている(もちろん場所によるが)為、ばら撒くには距離の効率が良いエリアはある

③生活スタイルの多様化が進んでいるので有効なターゲットをエリアで絞りにくい

一昔前の新興住宅街などなら、年代、生活感等、近しい人達がまとめて住んでいる傾向があったが、現在はインビジブル化や都心回帰などで、都市部の空白地にマンションを建築するケースが多く、街が新旧入り混じっているケースが多い。TX沿いや、豊洲などちょっと変わった所もあるが・・・

④情報が溢れており、取りたい情報は自分から進んでとる時代。自分の興味のある情報に絞らないと情報過多になってしまう為、欲しくない情報は積極的に捨てるようになっている

などなど、徐々に起こっている変化がどうもポスティングというプッシュ型のアクションには不向きな時代になってきたようです。

結局、ピンポイントでセグメントをしたターゲットに配布したいという条件に合えば効果がありますが、そうでなければばらまく効果は薄いという事です。

そこが居住区という括りや建物という括りなら、まだ効果は期待できますが、場所でくくれないなら効率のよい効果は期待できません。

むしろターゲット(顧客)が集まっている場所に出向いて行って、「顧客目線にたった実演」などのイベントをやりながら情報発信、販促物の配布などでPRした方が効果的ですよね。

さて、結論は「ターゲット側(顧客目線)の立ち位置にたって、どんな伝え方をすれば興味を持ってもらえるか」をしっかり考えて、プランを練れば効果は確実に上がるという事です。逆にそうでなければ結果はでません(^^ゞ

ちなみに、私にとってもっともきらいなプロモーション(受ける側)は職場や携帯にかかってくる不動産投資営業!!!

いまや30秒内に先方お電話を切っていただけるレベルに「お断り力」が向上しました。

お困りの方がいらっしゃったら、「お断りの仕方」を伝授します。かならず先方からお電話をお切り頂けますので・・・(笑)

営業さんにとっては仕事なのはわかりますが、こちらにしてみれば完全に嫌がらせゾーンです。

よかれと思ってやっているプロモーションが嫌がらせにならないように気をつけなきゃいけないですね・・・・・(^^ゞ

人にまつわる問題や悩みを抱えていませんか?

著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。