さて前回に引続きお話聞いてきましたネタですが、今回はFBもOKという太っ腹な企画でしたのでせっかくなので(^^ゞ

 

 

 

今回はCOREDO室町に開発についてのお話を当時の開発責任者にお伺いする事ができました。

 

そもそもCOREDOって何?という質問道中でもでましたが、

日本橋地区を江戸の中心(コア)ととらえ名付けられたそうです。

 

※写真等は日経トレンディのリンクを貼っておきますのでご覧下さい。

 

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK11023_R10C14A4000000/

 

 

 

さて日本橋の中心区画である室町地域の再開発となったこの物件ですが、主体となったのは19人(全員)の町の地権者だそうです。伝統があり、そもそも街を良くしていきたいという気運をもったこの地域で、地元のメンバーを中心に、たくさんの参謀の知恵を加えながら進捗させたとのことでした。

 

 

 

■コンセプト(以下はコピペです)

日本橋再生計画 ~残しながら、蘇らせながら、創っていく~

 

江戸時代、日本橋は商業、物流、金融、娯楽の拠点としてパリやロンドンをはるかに上回る人々が集まる百万都市として栄えていました。新施設のオープン、店舗のリニューアルにより、かつての日本橋の賑わいを再現するため、従来の来街者に加え、周辺のオフィスワーカーの需要吸収と30~40代をコアターゲットとした幅広い客層が楽しめる施設を目指します。具体的には、「日本橋の歴史・文化を活かし、新展開を図る店舗」と「日本橋地域をさらに賑わす機能の充実」を行いました。

 

 

 

という事で要は、そもそも日本文化の中心地であった日本橋を日本らしく復活させようという主旨との事です。

日本の場合、街全体で環境を整えるケースはあまり多くないかと思います。

例えば高さ規制をかけて一体感をだしたり、色彩を統一したり・・・・と。

 

加えて「通り」に着目した街つくりに戻しているそうです。(元々日本はそうだった)

◯丁目◇番地といったブロックで構成するのではなく、

道路を軸に、両サイドをひとつかたまりにしていく形です。

「むこう3件、両隣」的な発想。「通り」に賑わいを作る事で活気がでてくる事を狙っています。

 

↓通り前面にでている建物の上限が100尺で揃えられれています。写真 (17)

 

わかりにくいので赤い線を引いてみました。

 

写真 (17)

 

 

 

 

 

でさらに当日うかがった生話です。

 

■本屋「タロー書房」

もともとは路面にあった個人店を拡大して改装。内装は日本的な雰囲気に仕上がり人気店へ。

チェーン店以外の本屋さんが開店したり、改装したりが今の東京では殆どない中、久方ぶりのダイナミックな開店となったとのこと。

このあたりのリブランディングも含めた手法は診断士的にも気になるところ。

後日子供達と室町に来た際に、普段なら小売店に入るだけでも嫌がる(笑)娘たちがこの本屋さん「いいね!」と。

うちのチビ君たちでも感じる心地よさ、海外からの観光客の皆様も感じていただけるのではないでしょうか?

 

 

 

■飲食店街

高級店ではなく、個性とバラエティ勝負、だれでもどこかお気に入りのお店が見つかるようにしているそうです。

中でも営業時間、曜日の話をポイントに感じました。日本橋という土地柄、もともと三越を軸にしたシニア客が強い一方、

若い世代は極端に少なく、たとえば夜、たとえば土日はお客様が入らない状況が実態。各店も夜は早く、土日は営業せずというお店が

未だに多い中、「店を開けないからお客様がこない」↔「お客様いないから店を開けない」で堂々巡り。

三井チームでリスクを背負って、まず自分達が開けるから、成功したら追従して欲しいと説得にあたったそうです。

 

 

 

という事で様々な話がある中、ずっと「?」に感じていた事がひとつ。開店後に話をしているからかどうかはさておき、

何故、ここまでリスクを背負って開発を推し進める事ができたのか?

直接言葉で聞いた訳ではありませんが、一つのベクトルを感じとりました。

 

「本拠地(日本橋は三井グループの本拠地)を栄えさせる事が出来ずに、どうして街つくり業ができるのか!何がなんでも日本橋の街を再興させてみせる!」という思いなのかなと。

最後までブレずに戦い抜く為の「信念」にようなものを(あくまで勝手にですが)感じた次第でございます。(外していたらごめんなさい)

 

 

 

そして地元の人の目線の話も興味深いものがありました。今回は街つくりについての話だった為、

大型の商業施設よりさらに長いタームとなりますが、おっしゃられていたのが、サラリーマンだと普通は成果を測るのに3年や5年、

生涯1物件だったとしても修行時代を除くとせいぜい30年。街つくりで地元の方と取組をしていると、

冗談抜きに「孫の世代にどんな街を残していくか」という目線になり、80年とか100年先まで考えていると・・・・

うちの子まだ小学生なのでさすがに子供達のことは考えてもまだ孫までは考えてなく・・・・

いやーほんとに勉強になりました。

 

 

 

お話を伺った後の週末、話にでてきた「㈱にんべん」さんの「日本橋 だし場」に子どもをつれて行ってきました。

娘二人は「おやつセット(ぬれおかき+おだし)」を頂き、私は「鯛めしだし茶漬け」と「かつお・昆布の合せだし」を頂きました。

すこしは日本文化的なものに触れられたかな・・・・  (^^ゞ

 

写真 (18)

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著者プロフィール

専田 政樹(弟)
専田 政樹(弟)中小企業診断士
7&iグループ出身。
大企業10年、中小企業10年のマネジメント経験を活かし、制度構築、業務改善、人材育成等で企業支援にあたる。
企業在籍中に管理部門責任者として営業利益▲3%から1年で+0.5に改善した実績をもつ。
多様な人材の能力を引き出し相乗効果を出すダイバーシティマネジメントを専門分野とし、既存人材活性化を得意とする。