商品を展開する面積を、
商品投入量に合わせた時、
店全体の効率は低下する!
小売業の利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹がおくる、
店舗の利益改善 虎の巻、
【55巻】です。
さて、売場面積という
テーマの4回目となります。
前回は普遍的な商品分類をもとに
展開分類に落とし込むという話を致しました。
この話がわかってないと、
「商品の入荷」という流れに押された後、
元にもどせなくなるのです。
ちょっと話がそれますが
ラグビーの日本代表!
スポーツおたくの私も応援しました。
ラグビー軸はなんともうしましょうか…
スクールウォーズ以来でしょうか?
滝沢せんせい・・・とか
いそっぷぅ・・・とか
当時はそんな感じでした(笑)。
でも今回の日本代表はよかったです。
エディー・ジョーンズ ヘッドコーチの
お話に感服しました。
残念ながら退任されてしまうのですね…
さて話がそれましたが、
これから本屋さんはラグビーネタの
編集コーナーがしばしば出現するはずです。
まずは雑誌が特集します。
その後は取材本がでてきて、
選手の自叙伝的なものがでて…
そして19年日本開催の
ラグビーW杯ネタが
店頭に露出します。
もちろん注目のテーマなので、
当然の展開です。
しかしここで問題になるのは
各商品の元住所です。
ラグビーネタは19年まで続きますが、
実際には波があるわけです。
最も注目を浴びる時期と、
スポーツ好きが注目している時期と、
ラグビー関係者しか注目しない時期…
前述のように本の種類もかわりますよね。
その編集の波に合せて、
各商品を編集コーナーへ出したり、
もとに戻したりするわけですが
本の特性にあわせた元となる住所が
きまっていなければ
戻し先がなくなります。
どこにもどしたら
いいかわからないのです。
でたらめに戻したら
お客様は見つける事ができません。
お店のスタッフも、
その都度悩むわけです。
店を整理整頓できなければ、
お客様にとっては
わかりにくい売場になってしまいます。
ここでひとつの問題にぶつかります。
整理整頓ってなに?という話です。
私自身、師匠にいわれました。
これが説明できない奴が多すぎる。
説明できなければ
コンサルとしてはペテン師だと…
いかがでしょうか?
製造業では浸透している
5S活動も小売業では
まだまだ浸透していません。
お店でやるのは真意を理解して
平素の仕事と別途取り組まないと
いけないからです。
しかし、あえて申し上げますと、
【整理】
要不要を判断し、
いらないものを廃棄する事!
【整頓】
必要なものをどこに配置するかを決め、
全員が守り効率化すること
少々意訳が入っていますが、
おおよそこんな感じです。
いるものと、いらないものを整理し、
不要なものを素早く判断する事で、
売場は活性化していきます。
商品の、もと住所と、
編集コーナーをそれぞれ別途設定し、
臨機応変に対応できるかたちを
平素から作り上げる必要があります。
時系列に合わせて、
3つの構成比をコントロールできると
元住所がはっきするのです。
編集期間終了後の展開場所が
確保できていると攻め方を
大胆にする事ができます。
どんどん確信にせまっていきますよ (^^ゞ
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